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機能

「いつまでに いくらかけて 完全浄化を保障する」

われわれの存在意義と目的は・・・
地質汚染のメカニズムを正確に紐解かなければ,「完全浄化」を達成するための権利を得ることはできません.
そのために,汚染源の在処を科学的根拠に基づいて詳らかに調査して,その姿を立体像図で提供します(上図参照).
さらに,浄化の進捗を把握できていなければ,浄化完了までの道程と「いつまでに」を約束することはできません.
そのために,浄化促進を積極的に施していく過程を可視化した進捗図を提供していきます(上図参照).
 
われわれの存在意義と目的は,独自の機能を駆使して汚染対策を完了させることです.

Specialized Stuff

機能の詳細

スクリーニング調査

現地調査の第一歩となるスクリーニング調査は,地上で行う地下空気汚染調査(行政用語では土壌ガス調査)により汚染物質の浸透部位や存在場所などの汚染源そして浅層における汚染地下水の移動拡散過程を探査するものです.ここでは,敷地全体の汚染分布状況を細かいピッチで把握することが重要です.見逃すことなく浸透部位を正確に把握して,今後に繋がる深度方向への調査を効率良く展開するためです.まずは5m以下のメッシュ間隔で汚染分布をスクリーニング調査し,検知されたエリアではその間隔をさらに狭めて絞り込みを行います.

 

地質汚染機構解明調査

地質汚染気候解明調査は地下の地質構造や水文地質構造を把握して,汚染物質との関係を解き明かします.ボーリング作業によって深度方向への汚染の広がりと地層汚染の程度を把握でき,併せて地下水汚染を評価します.地上から浸透した有害物質が地質および水文地質条件に従って,地下でどのように移動拡散しているかを立体的に把握でき,汚染物質を適切に回収するための浄化施設の設計を可能にします.
 
 

 
 

浄化では・・・

浄化手法は汚染物質に直接働きかけ浄化を促進させる汚染源浄化技術や地下水をキャリアとして汚染物質の回収や無害化を図る汚染地下水捕獲技術などがあります.安直で確実な掘削除去は多くの事例で採用されてきましたが,費用が嵩むことは云うまでもなく,立地条件や工場の操業有無など制約条件で実現し難いのも事実です.これら制約を受けない原位置浄化「地下空気汚染吸引法」は君津システムの特許技術として多くの実績を積み重ねてきました.この技術を世間一般では「土壌ガス吸引法」と呼んでいますが,それとは仕組みや運用方法で大きく異なるものであり,決して同一と思い込みしないで下さい.浄化の目的は効率良く汚染物質を回収して無害化すること,さらに浄化過程においても進捗状況によって最も回収効率が期待できる使い方へ切り替えていくことであり,それらを満足するツールが地下空気汚染吸引法なのです.また,当初の井戸配置では機能不足と判断した場合,浄化井戸を追加補強していくことも大切です.
ところで,回収した汚染地下水をなぜ華美装飾された浄水処理装置に頼るのですか?君津システムが提案する「超低コスト浄水処理装置」を検討されてみてください.完了時点で当事者にとってこれら装置は不要なもの,リース品として浄化完了後は速やかに回収撤去します.

 

浄化完了すれば・・・

浄化完了に至ったら,それを裏付けるために浄化完了確認調査を行い,その結果を完全浄化の証拠書類として発行いたします.
1)
地下空気汚染等濃度線図(浄化前と浄化完了後)
2)
浄化完了後のボーリング試料分析による濃度計量証明書(土壌環境基準)
3)
上記2の公定分析値を付記した地質柱状図
4)
濃度計量証明書(地下水環境基準)
 
ー完全浄化の定義ー
①地質汚染機構解明調査によって地層汚染・地下水汚染・地下空気汚染の各汚染実態と相互関係を詳細に解明して,
②その成果をもとに浄化のための精査を行って,
③適切な場所に最適な浄化技術を投入することで,
④サイトの地層・地下水・地下空気のすべてから汚染物質が除去または無害化され環境基準を下回る濃度値となり,
⑤かつ環境基準の達成・維持が確認されリスクが皆無になった状態をいう.
⑥またこの過程で大気・水質・騒音・振動・悪臭・地盤沈下などの他の環境要素に悪影響を及ぼさず,
⑦前記すべてを所管行政庁と住民が容認することである.
(君津システム,2004